倉吉ワイナリーの葡萄畑がある鳥取中央砂丘地は、昼夜の寒暖差が大きく日本海からのミネラル成分が運ばれる水はけの良い土壌です。また、葡萄が生育する4月から9月における日照量は、日本を代表する葡萄産地である山梨県勝沼とほぼ同等であり、日本における葡萄栽培適地の一つといえるでしょう。
これらの利点を活かして、私たちのヴィンヤードではカベルネソーヴィニヨン・メルロー・シャルドネ等のヴィ二フェラ種(欧州系ワイン品種)と、日本原産品種の甲州、交配品種のヤマソービニヨン、マスカットベーリーA、ハニーヴィーナスを化学肥料や除草剤などを一切使用せず栽培しています。
ワイナリー内の醸造機器は最新のものを導入していますが、ワイン醸造手法についてはグラビティ的な考え方をベースにしています。私たちの「倉吉ワイナリー」では、伝統的な環境の中で、伝統的な醸造手法による「日本ワイン」造りに取り組んでいます。